クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

日本とEUのEPAが発効すれば、どんな影響が出るのだろうか?

EU産のチーズやワイン、チョコレートなどの値下がりが期待されるようだ。

EU産は輸入食品の中でも高級感があってブランドイメージも高い。

国産にも良いものが多いとは思いつつ、割安になればEU産を食卓に並べる消費者も増えそうだ。

ワインはフランスや、イタリアが本場のイメージが強い。

協定発効と同時に関税がゼロになるため、一般的なボトル(750ml)で最大約94円の関税がなくなる。

チョコレート菓子も現在10%の関税が、協定発効後11年目にゼロになる。

ベルギーの『ゴディバ』といった高級チョコが値下がりされれば、少し身近になるかもしれない。

チーズの生産量が、世界で最も多いEU。

国産人気も高まっているとはいえ、豊富な品ぞろえは魅力的。

知名度の高い『カマンベール』などのナチュラルチーズにかかる最大29.8%の関税が一定量の枠内で引き下げられ、最終的にはゼロになるとのこと。

『イベリコ豚』などの、スペインやデンマーク産の輸入豚肉の値下がりも期待できる。

パスタは1キロ当たり30円の関税が11年目に撤廃されるが、価格に占める関税の割合はわずか。

為替相場次第では帳消しになるかもしれないようだ。

しかし、国内の豚肉、チーズなどと競合が予想される生産者は「厳しい」「死活問題」と不安の声も上がっている。

※[中国新聞朝刊]より引用

日本とEUのEPAは大枠合意に至りましたが先送りした分野もあり、今後も協議は続き全ての分野で交渉をまとめ、年内の最終合意を目指すようです。

その後、2019年の早期に発効したい考えのようです。

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