クリーニング大野屋の社長ブログ

特殊詐欺 7年連続増 2018年2月14日(水)

広島で宅配クリーニング(布団・ジュータン・衣類)もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

昨年1年間の『おれおれ詐欺』などの特殊詐欺の認知件数は、前年比4047件(28.6%)増の1万8201件で、7年連続の増加となったことが、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。

被害額は約17億4千万円(4.3%)減ったが、依然として高水準の390億3千万円だった。

65歳以上の高齢者の被害が、全体のうち72.3%を占めた。

警察庁の担当者は「高齢者の被害をいかに減らすかが重要。対策が浸透しているかどうか見直したい」としており、近く被害者からの大規模な聞き取り調査を実施する方針。

警察庁によると、昨年は青森や宮崎など5県で被害が50%以上減ったが、東京や神奈川の大都市圏を中心に岡山、鳥取など16都道府県では、認知件数、被害額とも増加した。

中国地方5県の認知件数・被害額は、広島400件・9億6200万円、山口131件・2億1400万円、岡山192件・5億5200万円、島根42件・1億500万円、鳥取71件1億700万円だった。

手口別では、子や孫などを装うおれおれ詐欺が、2722件(47.3%)増の8475件、被害額203億4千万円と大幅に増加。

有料サイト利用料金名目の『架空請求詐欺』も2012件(53.8%)増の5754件、被害額127億9千万円となった。

これらに、医療費の控除を受けられるなどとして現金自動預払機(ATM)を操作させて現金をだまし取る『還付金詐欺』を加えた3手口で、認知件数全体の90%以上を占めた。

被害全体の既遂で見た1件当たりの被害額は、80万9千円(26.3%)減の226万7千円。

最多の被害額は新潟市の70代女性がだまし取られた約2億2千万円だった。

※[中国新聞朝刊]より引用

1年間の総額390億3千万円のうち、『おれおれ詐欺』と『架空請求詐欺』だけで8割越えとは、驚きです。

7年連続増加している特殊詐欺、手口も年々巧妙になっているようですが、詐欺には注意しましょう。

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