クリーニング大野屋の社長ブログ

小型トラフグ捕獲禁止に 2017年9月9日(土)

広島で宅配クリーニング(布団・ジュータン・衣類)もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

山口県は9月から、県内の瀬戸内海域を対象に、全長20センチ以下のトラフグを捕獲禁止する。

減少傾向にある漁獲量の回復に向け、外海に出られる大きさに成長するまで育てるのが狙いのようだ。

中国地方では初の取り組みで、広島県など隣県の漁業関係者にも周知するとのこと。

水産庁によると、トラフグは4〜5月に産卵。

稚魚のうちは内海の産卵場周辺に生息し、成長に伴い外海を回遊。再び産卵期に戻ってくる習性があるという。

一方、全国の漁獲量の7割以上は1歳(全長28センチ程度)以下の小型のトラフグが占めており、十分に成長しないまま捕獲され、産卵に結び付いていない現状があるとされる。

こうした状況を受け、山口県は9月1日から、瀬戸内海域に生息する全長20センチ以下のトラフグについて、同県瀬戸内海海区漁業調整委員会指示で公的に捕獲を禁じる。

違反すれば、漁業法により「1年以下の懲役か50万円以下の罰金など」が課せられる場合もある。

※[中国新聞朝刊]より引用

小型のトラフグは、今まで公的な捕獲禁止はなかったようです。

山口県のトラフグの漁獲量は、年々減少傾向にあり10年前の3分の2程度となっています。

漁業関係者は周知徹底され、冬場に美味しいフグ料理が、今後も食すことができるようご協力下さい。

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