クリーニング大野屋の社長ブログ

【クリーニング組合情報】より紹介します。

フロック加工とは、接着剤(バインダー)を塗布した織物やニットの基布の表面に、短く切断した繊維(フロック)を静電気や機械的振動などを使って直立させた状態で植毛する加工のことで、

基布、接着部分、パイル部分の3層構造になっている。

基布の全面にパイルを植毛するフロックコーティング加工と、部分的な植毛で柄を作るフロックプリント加工がある。

フロック加工の接着剤には、アクリル系樹脂を主体としたものが多く、ドライクリーニング溶剤により軟化、膨潤しやすい性質がある。

接着の強度や耐久性能などは接着剤の種類等々、フロック加工製品には脱落する可能性があることをお客様に説明する事が、必要なのです。

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