広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。
冬物衣料のジャンパーやコートには、衿周りや袖口などに毛皮や合成皮革(フェイクファー)などを装飾しているものが多く出回っています。
今回は、装飾用のフェイクファーのパイルがスチームでの仕上げにより収縮した、事故事例を紹介します。
品名: ケープ
素材: ウール80%、ナイロン20%
取扱い絵表示: 手洗い30℃、ドライマーク
■ 衣類の状態
ケープのフードが身頃に使用している合成皮革の毛が短く縮れ、固まったようになっている。
■ 原因
スチームによる仕上げが原因で、合成皮革を構成しているアクリル系樹脂が熱収縮したもの。
アクリル系繊維は、アクリルに塩化ビニールを科学的に結合させた繊維。
アクリルは、湿潤下70℃前後で物理的な性質が大きく変化する。
アクリル系繊維はアクリルよりもさらに耐熱性が劣ることから、タンブル乾燥や仕上げの熱によるトラブルに注意を必要とする。
■ 事故の防止対策
アクリル、アクリル系の合成毛皮に60℃以上の温度になる処理は避けること。
■ 受付時のチェック
着用による毛倒れや毛乱れ、衿・裾周り・袖口などに擦れ、脱毛などがないかを確認する。
■ 取扱いの注意
・パイルを内側にしてネットに入れ、石油系溶剤での短時間処理を原則にする。
・ウェットクリーニングをする場合は毛乱れ収縮などが生じやすいので、利用者の了承を得た上で行う。
・乾燥は出来る限り品物を動かさないようにして、60℃以下の温度で行う。
・スチームによる仕上げは避ける。
・レーヨン素材の合成毛皮は、水分により強度の低下や風合い変化、収縮などが生じるため注意が必要。
※[クリーニングニュース]より引用
フェイクファーは、受付時の検品はもちろんのこと、特に洗いでの乾燥や仕上げ時においての温度に注意が必要です。
広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。
冬物衣料のジャンパーやコートには、衿周りや袖口などに毛皮や合成皮革(フェイクファー)などを装飾しているものが多く出回っています。
今回は、装飾用のフェイクファーのパイルがスチームでの仕上げにより収縮した、事故事例を紹介します。
品名: ケープ
素材: ウール80%、ナイロン20%
取扱い絵表示: 手洗い30℃、ドライマーク
■ 衣類の状態
ケープのフードが身頃に使用している合成皮革の毛が短く縮れ、固まったようになっている。
■ 原因
スチームによる仕上げが原因で、合成皮革を構成しているアクリル系樹脂が熱収縮したもの。
アクリル系繊維は、アクリルに塩化ビニールを科学的に結合させた繊維。
アクリルは、湿潤下70℃前後で物理的な性質が大きく変化する。
アクリル系繊維はアクリルよりもさらに耐熱性が劣ることから、タンブル乾燥や仕上げの熱によるトラブルに注意を必要とする。
■ 事故の防止対策
アクリル、アクリル系の合成毛皮に60℃以上の温度になる処理は避けること。
■ 受付時のチェック
着用による毛倒れや毛乱れ、衿・裾周り・袖口などに擦れ、脱毛などがないかを確認する。
■ 取扱いの注意
・パイルを内側にしてネットに入れ、石油系溶剤での短時間処理を原則にする。
・ウェットクリーニングをする場合は毛乱れ収縮などが生じやすいので、利用者の了承を得た上で行う。
・乾燥は出来る限り品物を動かさないようにして、60℃以下の温度で行う。
・スチームによる仕上げは避ける。
・レーヨン素材の合成毛皮は、水分により強度の低下や風合い変化、収縮などが生じるため注意が必要。
※[クリーニングニュース]より引用
フェイクファーは、受付時の検品はもちろんのこと、特に洗いでの乾燥や仕上げ時においての温度に注意が必要です。