広島で宅配クリーニング（布団・ジュータン・衣類）もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

セーターなどに毛玉ができると、着古した感じがして見劣りしがちです。

発生を抑え、気になる場合は上手に除去したいもの。

そんな毛玉の発生原因と、取り除き方を探ってみます。

新品のセーターは、縫い目が整然としていて表面の状態がきれいです。

それが数回の着用で、毛羽立ったり毛玉ができ始めたりする場合があります。

着用中の摩擦やスレなどの影響で、繊維の先端が生地表面に引き出されてくることから始まります。

やがて毛羽立った状態になり、表面に出てきた毛羽が、からみ合い、わた状に変化します。

わたの状態でさらに摩擦をうけると、球状に固まって毛玉となります。

この段階で、繊維強度の弱い毛玉は脱落してしまいます。

しかし、ウールやアクリル、ポリエステルなどの強い繊維が入った毛玉は、脱落せずに増え続けます。

その結果、多数の毛玉が外観を損なうことになるのです。

※[ジ・アフタ]より引用

毛玉ができるまでは、繊維が引き出され毛羽立ち、次にからみあって毛玉となります。

今回は毛玉が出来る解説でしたが、次回は防ぐことや、毛玉取り器の使用方法を解説します。