クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

  

品名: メンズスーツ(上)

素材: 表地 毛50%、ポリエステル50%、裏地 ポリエステル

取扱い絵表示:ドライマーク

製造日: 2018年6月

処理方法:ドライ石油、タンブラー乾燥

■ 衣類の状態

表示通りのクリーニング後、スーツ(上)の前立て右のボタン側の芯地にヨレが生じる。

また、前身頃にパッカリングもある。

■ 原因

芯地の接着が粘着芯を使用したことで、起きたものと思われる。

■ 対応

取扱い絵表示にあった『(株)オンワード樫山お客様相談室』へ問い合わせると、「オンワード樫山のグループ会社にあたる『(株)O・P・S』という別会社が製造したものなので、購入者(お客様)が購入先へ持って行ってください」と返答される。

★ さらなる対応

通常こうした対応は、クリーニング業者とアパレルメーカーとの間でします。

お客様が購入先へ持って行くのは、おかしく思い『オンワード樫山広島支店』に電話する。

直ぐには対応できず、1時間後に担当者から折り返し電話があり「お客様が購入先に持って行くのではなく、御社から品物を送付してください」と、送り先を伝えられる。

弊社から、教えられた送付先に品物を送った後、メーカーが『仕上げ直し』することで対応。

■ 問題点

取扱い絵表示には、『(株)O・P・S』の記載はありましたが、『製造 (株)オンワード樫山 お客様相談室』の印字と電話番号もあり、分かりづらい表記でした。

製造者の電話番号が記載されるのが、通常だと思います。

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