クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で宅配クリーニング(布団・ジュータン・衣類)もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

先進国では、ほとんど見かけなくなっていた害虫『トコジラミ』が、近年再び欧米を中心に確認されるようになったようだ。

カメムシの一種で、別称『ナンキンムシ』。

駆除できていない国から持ち込まれたと考えられている。

米シェフィールド大学のウィリアム・ヘントレー博士らの研究チームが旅行先でベッドの上に放置した洗濯物が原因となっているというユニークな調査結果を発表したとのこと。

トコジラミは名前に反してシラミではなく、多くは野生動物に寄生して吸血するが、不衛生な住居などにも生息し人から吸血することもある。

動きが活発ではなく、飛び回るような羽も脚力もない。

にもかかわらず、離れた場所に持ち運ばれてしまうのはなぜか。

ヘントレー博士らは実験で、ベッドルームを模した部屋にトコジラミを放ち、ベッドの上に清潔な服を入れた袋を置いた場合と、一度着た服を入れた袋を置いた場合、トコジラミの付着に差が出るかを検証。

また、人の有無が与える影響も考慮し、部屋も2種類用意。

一方は人の呼吸に近い二酸化炭素濃度に、もう一方は低濃度にした。

実験の結果、部屋の二酸化炭素濃度に関係なく、一度着た服には清潔な服の2倍のトコジラミが侵入することが確認された。

結果から、「人の有無に関係なく、トコジラミは人の臭気を感知して行動している」と推測。

旅行先でベッドの上に着替えを放置することは推奨しないと助言している。

※[夕刊フジ・週刊JーCAST通信]より引用

社内で『ナンキンムシ』と言ったら、年配の方は知っておられました。

詳しく調べてみました。

『トコジラミ』は、吸血性の寄生昆虫です。

別名は『南京虫』、『床虫』。

刺されると肌に2つの赤い痕跡(刺し口)が残ると言われるが、実際には1つであることの方が多い。

かゆみは刺された当日よりも2日目以降の方が強い。

また、痕跡は1〜2週間消えないようです。

海外旅行などでスーツケースの開けっ放しには注意が必要・・・⁈

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