広島で宅配クリーニング（布団・ジュータン・衣類）もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

パンツに糸くずがついて取れなくなった経験は、ありませんか？

取れない原因や予防方法について、紹介します。

よく間違えやすいのが、ストレッチ加工糸です。

どうして糸くずじゃないかというと、糸くずは払った時にすぐ取れると思いますが、ストレッチ加工糸は取れません。

また、繊維自体引っ張ったら伸びます。

このストレッチ加工糸は、ゴムのように伸び縮みする『ポリウレタン繊維』が使用されています。

ポリウレタン繊維が入っていると、着心地が良く動きやすい性質がありますが、欠点もあります。

空気中や洗濯時の水分が原因で、繊維がボロボロになり、切れてしまうことがあります。

尚、ストレッチ加工糸が糸くずのようになるのかというと、ボロボロになった千切れた繊維が洋服から出てきます。

それが原因で、糸くずのように見えたのです。

防止方法としては、１日着た服は次の日は着用せず休ませることです。

もう一つは、保管する時は風通しの良い乾燥したところに保管することです。

湿気が多くジメジメしていたところに保管すると、ストレッチ加工糸が千切れるのが早まります。

※[東京都クリーニング生活衛生同業組合HP]より引用

ストレッチ加工糸が糸くずのように見えるものは、クリーニングでも見かけることがあります。

ポリウレタン繊維は伸び縮みがあり、着心地も良いとは思いますが、製品を製造してからの寿命(経時劣化)もありますので、ご注意ください！