クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

AI(人工知能)を使ったロボットが、洗濯物を畳んで仕分けまでしてくれるということで、話題になっていた『自動洗濯物たたみ機』。

その開発会社は、破産手続きが開始されたことを明らかにしました。

毎日の洗濯物畳み。

畳んでも、どうせ広げるんだからと、虚無感に襲われることもあります。

この苦痛から解放してくれるのが『ランドロイド』。

自動洗濯たたみ機です。

洗濯物入れると、畳んだ状態で出てきます。

開発会社の『セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ』が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことを明らかにしたようです。

2015年『ランドロイド』は、パナソニックと大和ハウス工業とともに共同開発されたこともあり、注目されていました。

2017年5月には、予約受付が始まりました。

価格は、185万円からでしたが、年内の販売を目指していたものの、一旦延期されます。

その後、去年にランドロイドを展示するカフェで実演。

青い服をランドロイドの一番下に入れ、スイッチを入れて数分後、出てきたものは畳めていなかったそうですが、後のものは、無事に畳めた物が出てきたようです。

販売延期を余儀なくされた後、開発は思うように進んでいなかったのでしょうか。

破産申請の理由は、「資金繰りの悪化により今後の営業の見通しが立たなくなった」としています。

※[ANNnewsCH]より引用

詳しく調べてみました。

帝国データバンクによると、負債額は22億5千万円(債権者約200人)。

セブン・ドリマーズ・ラボラトリーズは、2014年の会社設立以来、赤字決算が続いており、18年9月にパナソニックと大和ハウス工業から10億円の追加出資を受けるも、金型製造の追加費用が不足したということです。

この機械、私は注目していました。

衣類は素材の種類や形、大きさ、重さなど多種多様です。

これが、機械で畳めるようになるのかと思っていました。

クリーニング業界では、自動たたみ機は存在しています。

タオルやシーツなど、ある程度形が変わらない品物であれば、リネンサプライで活用されています。

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