クリーニング大野屋の社長ブログ

『獣毛繊維』のあれこれ① 2018年12月8日(土)

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

カシミヤなどの獣毛繊維を使った衣料には、根強い人気があります。
でも、羊から採れる羊毛(ウール)とどこが違うのか・・・など、獣毛繊維への理解はいまひとつ。
今回は、獣毛繊維のあれこれについて紹介します。

★「カシミヤ」の別名「繊維の宝石」とは

繊維には、正式名の他に別名で呼ばれるものがいくつかあります。
例えば、羊毛(ウール)は「繊維の王様」とも呼ばれます。
そして絹(シルク)は「繊維の女王」、アンゴラやぎの毛『モヘヤ』は「繊維のダイヤモンド」、南米アンデス高地のビキューナ(ビクーニャ)の毛は「神の繊維」と呼ばれます。
羊毛が「繊維の王様」と呼ばれるのは古来、衣料の優れた素材として君臨し続け、今でも紳士・婦人服用の織物やニットなどに幅広く大量に使われている重要素材だからです。
絹が「繊維の女王」と呼ばれるのは、やはり古来、美しい光沢と滑らかな肌ざわりなど、優雅な風合いを持つ繊維として尊ばれてきたからです。
それらと同様、カシミヤやぎの毛『カシミヤ』にも「繊維の宝石」という別名があります。
優美な光沢があり、産量が少なくて稀少価値があることなどから、輝かしく貴重な宝石にたとえられているのです。
※[ジ・アフタ』より引用
今回紹介した『ジ・アフタ』は、ファッションの品質を考えるなど『(株)すいしょう社』から発行されています。
高級獣毛繊維には、ヒツジが羊毛、ヤギはカシミヤやモヘヤ、アルパカやアンゴラなど数多くの有名な繊維があります。
「繊維の王様」ウールは知っていましたが、他にも繊維によっての呼び方について学ぶことが出来ました!

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