クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

『いっちょうら』とは一枚の「ら」のことで「一張羅」とか「一丁羅」と書くようです。

「張」や「丁」は物を数える時の語(助数詞)ですから、「一つの」「一枚の」という意味です。

では、「ら(羅)」とは何のことなのでしょうか。

A: 亀の甲羅の「羅」のことで身体をおおう物のこと。

B: 薄く織った絹の布を意味する言葉「羅」、つまり薄絹のこと。

C: 「蝋燭(ろうそく)」の意の「らっそく」の「ら」に「羅」をあてたもので、ろうそくのこと。

●『一張羅』は、「一着きりの、とっておきの晴着」とか、「たった一枚しかない衣服」という意味で使われています。

発音は地域によって、「いっちょうらい」、「いっちょうらえ」、「いっちょうろ」、「えっちょうら」などと様々。

そのため『一張来』、『一丁裏』と書くこともあり、「ら(羅)」が何を意味しているのかについては説が分かれています。

● 有力なのはBの羅=薄絹(うすぎぬ)説とCの蝋燭(ろうそく)説。

Bの羅=薄絹とは文字通り地の薄い絹織物で、紗(しゃ)や絽(ろ)のこと。

上等な着物なので、たった一枚あるだけの着物という意味に通じて、「一張羅」の語源説としては自然で受け入れやすいといえるでしょう。

● Cの蝋燭(ろうそく)説は、「一丁蝋燭」という言葉に由来しているというもの。

ろうそくのことを昔は「らっそく」とも言い、替えのないそれ一本だけの貴重な蝋燭のことを「一丁らっそく(蝋燭)」と呼びました。

それが変化して「一丁ら(蝋)」に。

それがさらに、貴重な晴着に適用され、『一丁羅』になったというのです。

『一丁羅』のことを「一丁蝋燭」と言っている地域が各地にあるそうです。

※[ジ・アフタ]より引用

社内で「広島ではどう呼んでいるか」聞いてみると、廿日市地域は「いっちょうらい」で、「いっちょうら」と呼ぶ地域も呉地域と愛媛出身の方におられました!

貴方の発音は・・・?

ページトップへ