クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で宅配クリーニング(布団・ジュータン・衣類)もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

『目寄れ』のトラブルは、本ブログ8月7日に【VOL.52クリーニングトラブル】で紹介しました。

『目寄れ』は、局部的に糸がズレて大きく開いた穴あきのように見えたり、生地が波打ったようになることです。

また、柄がプリントされた生地だと、『目寄れ』した箇所の柄がズレてしまうこともあります。

夏物のワンピースやドレス、また高級感のある光沢をもったシャツなどは、繊維に『絹』や『ポリエステル』や『レーヨン』などフィラメント糸が用いられることがあります。

また、撚り(より)が少ない、つまりあまりひねらない糸を用いて生地にしたものも、薄地でかつやわらかい風合いをもたせ、夏物衣料でよく見かける素材感です。

このデリケートな作りが、『目寄れ』を引き起こす要因と言えます。

しかし、このようなデリケートな素材の衣類を購入する時、ゆとりのあるデザインやサイズを選ぶことで『目寄れ』のリスクを抑えることができます。

着用サイズに無理があると、摩擦が発生しやすく『目寄れ』が起きやすくなります。

『目寄れ』は、上腕部や袖付け根付近、背中などに生じやすいので注意しましょう。

ページトップへ