■ 石油系ドライクリーニングによる再汚染

白いスカートを取扱い絵表示のとおり、石油系溶剤でドライクリーニングしたところ全体的にグレーに変化した。

•組成表示・・・コットン55%  ポリエステル45%

•取扱い絵表示・・・ドライクリーニング

•洗浄方法・・・石油系溶剤によるドライクリーニング

•事故原因・・・洗浄に使用した石油系溶剤が清浄化されていなかったため、カーボン等の不溶性物質による再汚染が生じたもの。

清浄な溶剤を使用することはドライクリーニングの基本で、汚れた溶剤を使用すれば再汚染が生じます。

清浄な溶剤を使用するためには、溶剤管理が当然必要になります。日常的に管理したい項目は下表のとおりです。

臭気は鼻、透過率は目でチェックできる項目になります。

繰り返しになりますが、ソープ濃度の適正な管理は、水分を適正に管理していることにもなります。

＊写真は使用せず表を作成して下さい。

※[技術情報]より引用