クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

雨の日などで部屋干しをすると、洗濯物が生乾きをして何か臭う・・・ということがあります。

その臭いの原因は、『モラクセラ菌』という菌が原因です。

今回は、洗濯物の生乾き臭の原因菌と言われる『モラクセラ菌』に注目して、臭い対策を紹介します。

昔から洗濯物の臭いの原因は、雑菌が繁殖するためということは耳にしたことがあると思います。

もちろん、それは間違いではないのですが、近年研究が進み、あの雑巾のような生乾き臭を発する菌を特定しました。

それが『モラクセラ菌』です。

『モラクセラ菌』は特別な菌ではなく、人や動物の口や鼻などの粘膜にいる常在菌です。

臭いの原因は『モラクセラ菌』と説明しましたが、菌そのものが臭うわけでは無く、『モラクセラ菌』が洗濯物に付着・増殖した後に、水分や皮脂などを栄養分にしてフンのようなものを出し、このフンが臭いを発しているのです。

『モラクセラ菌』の特徴

● モラクセラ菌は乾燥や紫外線にも強く、もし衣類上でモラクセラ菌が増えてしまった場合には外干ししても一部は残ります。

● 部屋干しの場合は、乾くまでの時間がかかるので、その間にモラクセラ菌が増殖しやすく、臭いが発生する原因になります。

更に、乾かした後は臭わないのに、しばらくしてから臭うことがあります。

『戻り臭』とも、いわれるものです。

● モラクセラ菌汗をかいたり、雨に濡れたりして水分と皮脂の量が増えると、その水分とともに揮散して臭いを発生させる特徴があります。

こうした家庭洗濯での嫌な臭いでお困りの時は、『クリーニング大野屋』までご相談下さい。

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