クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

特殊詐欺の被害を、金融機関の窓口やコンビニでの声掛けなどで未然防止につなげた事例は今年1月〜8月末で232件、約1億6944万円に上ることが広島県警のまとめで分かった。

件数は昨年同期比と比べて98件多く、過去最多。県警は、被害を防ごうという意識が高まり、各方面で対策が進んだことが背景にあるとみる。

金融機関の窓口や現金自動貯払機(ATM)での声掛けで防いだ事例が、110件と最も多かった。

次いで、相談を受けた家族や親族の指摘が40件、コンビニでアマゾンギフト券などの購入者に店員が声掛けた事例が32件などと続いた。

無人ATMなどで順番待ちをしていた市民が、携帯電話で通話しながらATMの画面を操作する高齢者に声を掛けて食い止めたケースも15件あったようだ。

県内の金融機関はATMでの振込限度額を一定の条件を設けてゼロなどに引き下げる取り組みを順次始め、これによって被害を防いだ事例も11件あったとのこと。

一方、県警によると1月〜8月末の特殊詐欺の被害は274件の約6億2965万円で件数は129件、被害額は7737万円増えている。

■ 特殊詐欺の被害を水際で防いだ主な声掛け事例(県警への取材に基づく)

 ▶︎ 金融機関の窓口やATMに現金を引き出しに来た高齢者への声掛け

 ▶︎ コンビニでアマゾンギフト券を購入し、カード番号を電話で伝える人への声掛け

 ▶︎ 高齢者からATMの場所を尋ねられた市民や百貨店従業員による声掛け

 ▶︎ ATMで順番待ちをしている市民が携帯電話で通話しながらATMの画面を操作する高齢者に声掛け

 ▶︎ タクシー運転手がATMへ急ぐ高齢者に声掛け

※[中国新聞朝刊]より引用

1月〜8月末の特殊詐欺が274件、約6億2965万円の被害ということは、1件あたりの平均被害金額は約230万円ということになります。

犯人の手口も巧妙化する中、水際で防いだ主な声掛け事例のようなシーンを見かけたら、被害を減らすために市民皆様で協力していきましょう。

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