クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

大掃除などでレースのカーテンを洗濯したら破れた経験はありませんか?

・何故か?

レースのカーテンは、一般的に一番窓側に吊るします。
そこで太陽の光を一番浴びます。
太陽の光を一番浴びているということは、紫外線を浴びているということになります。
この紫外線が原因となります。
紫外線は繊維を劣化させる働きもあります。
レースのカーテンの繊維はレーヨンでした。
レーヨンは絹のような艶や光沢があり、綺麗な発色をする特徴があります。
しかし、欠点として長期間紫外線に当たると劣化してボロボロになったり、シワになりやすく、さらに水に濡れると破れやすくなります。
また、レーヨンだけではなく、綿や麻のカーテンも長期間紫外線にあたると劣化して破れることがあり、注意が必要です。

・破れにくい繊維は?

比較的紫外線に強い繊維としては、ポリエステルやアクリルなどがあります。

・まとめ

カーテンは長年吊り下げたままにしてあるため、日光(紫外線)が当たることにより、色あせや破損が生じることがあります。
日光を遮ることが使用目的の一つですので、色の変化や破損は、ある程度やむを得ないことです。
※[東京都クリーニング生活衛生同業組合HP]より一部引用

 

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