クリーニング大野屋の社長ブログ

この時期、クローゼットから半袖シャツを引っぱり出すと・・・

「ワイシャツの襟が黄ばんでる!」なんてことありませんか?

特に、半袖ワイシャツは家庭で洗っているケースが多いので襟が黄ばみやすいのです。

何故か…それは家庭洗濯とクリーニング店の洗い方に違いがあるからです。

では、この黄ばみの原因は何なのか!何故、洗っても落ちないのか!ご存知ですか?

答えは、体から出る汗に含まれる「皮脂汚れ」=油汚れが酸化することです。

皮脂=油ですから、もともと水では落ちにくいものです。

油汚れ落としには、洗剤(界面活性剤)の働きが重要な役割となります。

クリーニング店では、ワイシャツの汚れに適した配合の専用洗剤を使用し、さらに、温度を上げることにより一段と汚れを落ちやすくします。

クリーニング店でのワイシャツの洗浄温度は、50前後です。

これは、一般家庭では出来ないプロの技術です。

特に、首周りは擦れて繊維の中まで皮脂汚れが浸透してしまいますので、汗は水洗いでも落とせますが繊維の中に染み込んだ『皮脂(油)汚れ』を落としきれずに残ってしまい、時間とともに酸化し黄ばみが発生するのです。

これが、仕舞っておいたワイシャツに黄ばみが発生する原因の一つです。

クリーニング店では、大型のランドリーマシーンの機械力によって、繊維の奥に浸透した汚れをタタキ出してキレイにしますので、比較的黄ばみが発生しにくくなります。

黄ばみ予防の為にも、長袖ワイシャツを仕舞う前には、必ずクリーニング店へ出すことをオススメいたします。

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