クリーニング大野屋の社長ブログ

「チョコレートが意外にも、認知症にもいいらしい」との研究が、わが国で報告されました。

今、『BDNF』なる物質が、認知症予防効果を発揮することで注目を浴びています。『脳由来神経栄養因子』と訳されます。

脳内の神経細胞の成長を促したり維持したりする作用を持つタンパク質で、記憶力や認知力に重要な影響を及ぼします。それが何とチョコを食べることで、増加することが分かったのです。

愛知県蒲郡市と愛知学院大学の共同研究チームは、「チョコレート摂取で「BDNF』が増加する」と発表しました。市民約350人が参加した実験の結果です。

蒲郡市の45-69歳までの市民ら347人に4週間、カカオ含有量70%以上のダークチョコレートを毎日25グラム(板チョコ約2分の1)食べてもらいました。

すると「BDNF」は、脳の中でも記憶形成をつかさどる海馬に多く存在、加齢とともに減少します。

同研究に携わった愛知学院大学の大澤俊彦教授は、「チョコレートを摂取することでBDNFが上昇し、認知機能の低下を予防できる可能性がある」と語っています。

健康効果が次第に明らかになっているチョコ。ついに認知症対策にもなるなんて驚きです。

チョコの原料のカカオに含まれるカカオポリフェノールに、ダイエット効果や血糖値を下げる効果があることは分かっていました。

糖尿病になると約3倍、アルツハイマー型認知症になる確率が高まる事実からもチョコはお勧めです。

チョコのいい香り、口の中でとろけるあの感じが幸福感を生み出し、同時に満腹中枢が刺激され食欲が迎えられるのです。

※[くりはら・たけし医学博士、夕刊フジ]より引用

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