クリーニング大野屋の社長ブログ

『乗り物酔い』する人しない人 2017年11月2日(木)

広島で宅配クリーニング(布団・ジュータン・衣類)もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

車や電車、船、飛行機などの乗り物酔いは、酔う人と酔わない人がいる。

その差が、吐く息の二酸化炭素濃度にあることを南極観測隊医療チームが突き止め、日本耳鼻咽喉科学会誌の電子版に発表した。

観測隊の研究チームはオーストラリア・フリーマントルを出港後、南極へ向かう3日間、14人の隊員の船酔い状態と呼気を調べた。

3時間ごとに隊員の船酔いスコア(10段階で吐き気・ふらつき・頭痛などの重症度を評価)を聞き取り、呼気中の二酸化炭素の濃度を測定。

その結果、船酔いの症状がまったくなかったり、軽かった隊員は7人で、重度の船酔いになった隊員が7人おり、次のような違いが出た。

①船酔いの症状が重い隊員は、二酸化炭素濃度が乗船前に比べ渡航中は約0.5ポイント低くなった。二酸化炭素濃度が低いということは、それだけ呼吸によって十分な酸素を取り込んでいない。

②症状がまったくないか軽かった隊員は、二酸化炭素濃度が乗船前より約2.5ポイントも高くなった。何らかの方法で通常より多くの酸素を取り込み、船酔いを防いだことになる。

乗り物酔い防止には、よく「ゆっくり呼吸する」が効くといわれる。

『腹式呼吸』や『ヨガの深呼吸』、『4ー7ー8呼吸法』など。

改めて呼吸の重要さが示された形となった。

※[夕刊フジ・週刊J-CAST通信]より引用

『腹式呼吸』のポイントは、以下の通りです。

①背筋を伸ばし、椅子に座る。仰向けに寝てもOK。

②体の中の空気をすべて出すイメージで、口からゆっくりと息を吐く。この時お腹が徐々に引っ込むように意識する。

③鼻から深く息を吸い込み、下腹部を膨らませる。

④再び口から息を吐く。お腹が引っ込んでいくのを感じながら、息をゆっくりと吐く。

⑤これを繰り返し行う。

10回を3セットくらいすると、良いようです。

ページトップへ