広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

段々と涼しさが増してくるこの時期、布団を夏掛けから冬布団に変える方が多いのではないでしょうか？

その布団について、「どのくらいの間隔で」、「どのように」洗濯するかを考えてみました。

《 布団の洗濯は半年に一度の間隔で、丸洗いを 》

厚労省が旅館などに対して通達している『旅館業における衛生管理要綱』には、毛布や布団などの洗濯頻度は「6ヶ月に一度」、「丸洗い」を推奨しています。

また、「丸洗い」とは洗浄液や水を直接吹き付けるなどして行う洗濯方法で、もみ洗い処理工程でないものとしています。

旅館と家庭では使用環境が違いますが、衛生管理に厳しい旅館業の衛生管理要綱は参考になると思います。

《 洗濯のタイミングは、夏と冬の季節の変わり目がベスト 》

布団の洗濯のタイミングは半年に1回が良いため、夏布団と冬布団に切り替えるタイミングが最適です。

半年使い続けた布団には、フケやアカなどダニのエサとなる汚れが蓄積してしまいます。

半年に一度、定期的に丸洗いし、中わたの汚れとダニを取り除くことが必要です。

《 布団洗濯はどのようにされている？ 》

布団の洗濯は、中わたの奥の汚れやダニをしっかり除去することが大切です。

布団は厚みがあり、空気を多く含んでいるため、洗い難い洗濯物です。

布団クリーニングができる工場では、専用機械などを使用し、特殊な工程で洗濯します。

また、洗剤も浸透力に非常に優れており、中わたの奥まで洗浄液が届き、奥までしっかり汚れを除去できます。

脱気効果により布団中の空気を抜くことで、洗濯中の布団の破裂を防ぎ安心して洗濯できます。

【ふとんの洗濯は、半年に1回を目安に丸洗いを・・・！】