クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

■ 麻のジャケットが部分的に緑色に変色しました。

脇の下やひじの内側、衿の内側が緑色になっています。

*原因は汗と紫外線の複合作用です。

*汗が付着しやすい部分が着用ジワなどに沿って変色しています。また、脇の下は輪ジミ状に変色することもあります。

*汗汚れ、紫外線はそれぞれ染料を分解して変色させる作用を持っていますが、それらが複合すると変色がさらに促進します。

*クリーニングして変色部の周りがきれいになることによって、変色が目立つ場合があります。

≪汗汚れを残さないようにしましょう≫

*春夏物は汗ジミに注意してください。

*汗の汚れは水溶性です。水洗いしないと落ちません。

*水洗い可能な製品は、こまめに水洗いしましょう。

*ⓦの付いた製品はクリーニング店での水洗いが可能ですので、積極的に利用しましょう。

≪紫外線を避けましょう≫

*紫外線は太陽光からだけでなく、蛍光灯からも出ています。

*長期間保管する場合は、光が当たりにくい場所を選びましょう。

※[技術情報]より引用

綿・麻製品などの汗を放置すれば、黄変や変色する原因になります。

特に夏物衣料には、注意が必要です。

一度でも着用したら、クリーニング店での【汗抜きクリーニング】をオススメします。

 

ページトップへ