東洋ゴム工業は、空気を入れる必要のない自動車タイヤの試作品『ｎｏａｉｒ(ノアイア)』を報道陣に公開した。

パンクがなく安全性に優れ、空気を補充する手間もかからないため、次世代のタイヤとして期待される。

実現化の時期は未定だが、早期の実現に向け開発を進めている。

タイヤの空気が入る部分に樹脂でつくったエックス字型の支持棒50組を円形に並べ、自動車の重量を支えたり、路面からの衝撃を和らげたりする機能を持たせた。

東洋ゴムは2006年に空気なしタイヤの研究を開始され、これまでの試作品は中低速での走行が中心だったが、今回は「時速120キロ程度の高速での走行に耐えれるものができた」という。

ただ現在は空気なしタイヤに関する基準がなく、公道は走れないという。

空気なしタイヤは、ブリジストンなど他のメーカーも、空気の入った通常のタイヤと同程度の機能を持つ製品の実現に向け、開発競争を繰り広げているようだ。

※[中国新聞朝刊]より引用

最近では道路事情も良くなり、パンクすることが少なくなっていると思いますが、パンクがなく安全性に優れ、空気を補充する手間もかからない『次世代タイヤ』待ち遠しいです・・・！