クリーニング大野屋の社長ブログ

鼻の下を伸ばしていた男性は、司法の歴史にも長くその名を残すことになりそうだ。もちろん負の意味でだが…。

明治大学法科大学院のA教授が、教え子の女性に司法試験の問題を漏洩した、国家公務員法(守秘義務)違反事件。

女性は20代後半で明大法科大学院を修了、前回の試験で不合格で今年は2回目の挑戦だった。

女性から漏洩を持ちかけていた場合、共犯として国家公務員法の教唆罪などに問われる可能性があるが、関係者によると2人の間には金銭の授受などがなかったことが判明。

東京地検特捜部は、A教授が一方的に漏洩した可能性があるとみている。

《たびたび「学外指導」も》
A教授は今年5月の司法試験で、憲法分野の問題作成などを担当。試験前には4、5回にわたり、論文式の試験への対策を女性に個別指導していたという。

論文式では他の受験生の答案に比べ、女性の答案は憲法分野で完成度が極めて高く、個別指導される中で解答例を暗記して試験に臨んだ可能性がある。

マークシートで解答する短答式でも憲法分野は満点だったといい、特捜部は短答式でも不正がなかったか調べているとみられる。

A教授の講義を受けていた男性は「教授は特定の女性だけを、食事に連れて行くこともたびたびあった」と『学外指導』があったことを示唆。

法務省の調査にA教授は、「教え子の女性受験生に抱いており、合格させてあげたかった」などと説明しているという。明大側は最も重い免職処分を決める方針だ。

※[夕刊 フジ]より引用

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