クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

ポリウレタン樹脂などを織編物にコーティングした合成皮革は、天然皮革に比べて安価・軽い・柔軟性に富むなどの特性がある反面、経時劣化が避けられない素材です。

合成皮革製品の典型的な事故事例である、剥離について紹介します。

品名: ブルゾン

組成表示: 表地 ウール50%、アクリル50%

裏地 ポリエステル100%

中わた ポリエステル100%

リブ アクリル100%

取扱い絵表示: 手洗い40℃以下、ドライ禁止、タンブラー禁止

■ 衣類の状態

ブルゾンの衿裏側に使用している合成革のポリウレタン樹脂が、剥離した状態になっている。

クリーニング店・利用者ともに合成皮革が使用されている認識はなく、着用時に剥離を発見して合成皮革を使用している製品であることが分かったもの。

■ 原因

コーティングしているポリウレタン樹脂が、長期の使用の間に空気中の水分などによる作用を受けることや、クリーニングの処理を繰り返したことで劣化し、剥離したもの。

■ 事故の防止対策

合成皮革などに使用されるポリウレタン樹脂の経時的な劣化は、避けることができないため、抜本的な防止対策はない。

※[クリーニングニュース]より引用

ポリウレタン樹脂は空気中の水分による加水分解などにより、通常2〜3年で劣化することが明らかになっています。

クリーニング事故賠償基準では、合成皮革(ポリウレタン樹脂)の外衣の平均使用年数は3年です。

弊社では受付時の検品や、トラブル防止のため、利用者に対して製品についてのおことわり文書をお渡ししています。

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