クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

《 ワイシャツ接着芯地の収縮》

■ 事故の状態

ボタンホールのある左側の前立てが収縮している。

■ 原因

クリーニング店では、ワイシャツプレス機で、濡れ掛けプレスを行います。

このプレス処理の繰り返しによって前立てに使用している接着芯地が徐々に収縮したもの。

ワイシャツ用接着芯地の接着樹脂として一般的に使用されている高密度のポリエチレン樹脂は、軟化点以上の温度に熱せられて柔らかくなった後、冷えて固まる時にわずかに収縮する。

濡れ掛けプレスによっても接着樹脂にはわずかな収縮が生じるため、これが繰り返されることで芯地の収縮が徐々に進行する。

※[技術情報]より引用

『クリーニング大野屋』では、縮んだ前立てをあるる程度修復していますので、ご安心下さい。

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