クリーニング大野屋の社長ブログ

3年連続 節約思考根強く 2017年2月22日(水)

広島で宅配クリーニング(布団・ジュータン・衣類)もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

総務省が発表した2016年の総世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は1カ月平均242425円となり、物価変動を除いた実質で前年比1.8%減だった。

前年割れは3年連続。15年の2.7%減に比べてマイナス幅は縮小したものの、個人消費の不振が長期化していることを裏付けた。

単身世帯を除く2人以上世帯の統計では、支出に占める食費の割合を示す『エンゲル係数』が25.8%に上がり、1987年以来29年ぶりの高水準となった。

節約志向が強い中でも惣菜など中食の利用が増え、食費の比重が高まったようだ。

総世帯の1世帯当たり消費支出は名目だと1.9%減。2人以上世帯の消費支出は282188円と、実質で1.7%減だった。

総務省は「教育資金や退職後の生活費といった将来の支出に備えて貯金をする傾向がある」と分析している。

2人以上世帯の支出内訳は、全10費目のうち8費目がマイナスだった。

『住居』は前年の省エネ住宅ポイント効果の反動から実質で7.4%減、暖冬などが響いて『被服・履物』は6.0%減と低迷。

外国パック旅行を含む『教養娯楽』も1.5%減だった。

エンゲル係数の上昇は分母となる世帯支出の減少、野菜などの値上がりも背景にあるようだ。

一方、自営業などを除いたサラリーマン世帯(2人以上)の消費支出も実質1.7%減の309591円にとどまった。

尚、単身世帯の消費支出は0.6%減の158911円とのこと。

※[中国新聞朝刊]より引用

昨年のクリーニングの1世帯当たりの支出は、前年比0.2%増でしたが、過去最低の水準です。

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