利用者の口コミで“本音の評価”が分かるとされる日本最大級のグルメサイト『食べログ』。

今、その仕組みの根幹をなす『点数』の信憑性が揺れているようだ。

食べログに二千件以上の投稿実績のある、人気レビュアーが語る。

「9月6日に行われた食べログの点数評価のアルゴリズムのチューニングで、実際のレビューや点数が高評価にもかかわらず一気に点数が下がった店が続出したんです。たとえば、関西地方の『x』という店では、レビュー件数28件のうち5点満点2件を含めた20件以上が3点以上で、3点以下は1件だったのに『3.50』から『2.9』に急降下しています。」

また飲食店経営者は、食べログ担当者から「食べログのネット予約を使ってもらわないと検索の優先順位を落とします」と告げられたことをツイートしたところ、ネットなどで大騒ぎになった。

投資家Y氏は「もともと食べログには、有料契約店と無料契約店の2種類があり、有料の場合は、利用者が普通に検索した場合に目をする『標準』というリストで、上位に優先表示される仕組みになっている」という。

食べログの影響力はダントツで、飲食店にとっては“避けては通れない道”のようだ。

だからこそ点数については「独自のアルゴリズムで算出」ではなく、きちんとした情報開示をしてほしいと関係者はいう。

※[週間文春 10.13号]より引用

旅行などで、各地に行った時には『食べログ』で調べ飲食店を探していました。

『食べログ』の影響力は絶大なものだと思っていたのですが、今回の問題で今後どうなるのか・・・？