クリーニング大野屋の社長ブログ

先日、私の知り合いの車関係の仕事をされていた社長の、奥様のチュニックのクリーニングの話です。

広島のAクリーニング店に出されたとの事。奥様のお気に入りの一着です。私に相談された内容は、ご家庭で保管中に白カビと思われるシミが取れないとの事でした。

クリーニング店に出した時に、シミがある事を店員さんに伝えたが、クリーニングから帰って来た時全く落ちておらず、再度「綺麗にならないですか?」とその店員さんに訊かれたそうです。

そして再度、受付してもらったとの事です。

ここまでは当たり前の事だと思います。しかし、残念ながらシミは最初と全く変わらず残ったままで、その店員さんは「これ以上すると生地が痛みます」と言われたそうです。

私が見させて頂いた、そのチュニックは、水色・紺色・グレーの配色された商品で、白いシミがたくさん残っていました。又、紺色の配色部分は、白けていました。

それを弊社でお預りし、通常の取り扱いと同じ前処理とクリーニングで、白いシミは綺麗に除去出来ました。紺色の配色部分も復元され綺麗な紺色になりました。

私はシミが取れる取れないは別にしても、何故紺地が白けていたのか不思議に思い、資材商の社長に相談しました。

すると「ドライクリーニングのソープ濃度が低く、そのようになったのではないだろうか」という答えでした。

弊社では、毎月洗剤メーカーにソープ濃度などの調査をして頂いていますので、思い付きませんでした。

綺麗になってお返ししたので、喜んで頂きました。

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