クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

厚生労働省は、健康保険を使ったマッサージ・はり・きゅうで、事業者が75歳以上の患者への療養費(治療費)を水増しするなどして不正に受け取ったケースが2008年度以降、36府県で約5万5千件、約9億5千万円に上ると明らかにした。

高齢化で患者が増え、出張料を稼ぎやすい訪問施術を狙って参入する事業者が相次いだことが背景にあるようだ。

厚労省は「不正は(金額、件数とも)請求全体の0.3%」としているが、施術師の全国団体幹部は「発覚しているのは氷山の一角」と指摘している。

事業者が患者の代わりに療養費を請求することが多く、不正が発覚しにくい構造やチェック態勢の不備も大きな原因で、厚労省は患者が請求内容を確認する仕組みづくりなどを検討してるとのこと。

延べ271事業者が5万4561件で療養費約9億4900万円を不正に受け取り、広域連合は全額返還を求めたが、実際に返されたのは半分程度とみられる。

不正受給は、和歌山県がトップで、中国地方では広島が全国で5番目に多い約8350万円だが、東京、山口、島根など11都道府県は「該当なし」と回答したが、不正への調査が不十分な可能性もあるようだ。

主な手口は①高めに設定された訪問施術の出張料を狙い、距離を水増し②施術回数を実際より多くして請求③保険適用に必要な医師の同意書の偽造・改ざんーなどで、件数ははり・きゃうよりもマッサージの方が多かったとのことです。

※[中国新聞朝刊]

ちなみに妻が通っていた整体では、初診料または1カ月毎に月初めの診療料が7000円で次回からは500円のようです。 

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