クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

子どもがいる家庭の4分の1が『生活困難層』−。

広島県が本年度に初めて実施した、子どもの生活に関する実態調査の結果(暫定値)が分かった。

家庭の経済状況が子どもの学習や生活、将来の夢などに影響していることが浮き彫りとなった。

調査は県内で小学5年と中学2年の生徒がいる家庭の計約2万5千世帯を抽出して実施。児童、生徒と保護者に解答を求めた。

回答率は小学5年の家庭が約7割、中学2年の家庭が約6割だったとのこと。

①世帯収入が低い
②公共料金や家賃が払えなかった経験がある
③誕生日にお祝いしないなど経済的理由で子どもの体験や所有物が欠如している〜かどうかを判断する質問を設定。

3項目のうち二つ以上に当てはまる家庭を『生活困窮層』、いずれか一つに該当した家庭を『周辺層』とした。

生活困窮層と周辺層を合わせた『生活困難層』は小学5年が25.6%、中学2年が27.8%を占めた。

学習面で、授業について「分からないときのほうが多い」「ほとんど分からない」と答えたのは、小学5年で生活困窮層の15.2%に対し、余裕がある『非生活困難層』は5.4%。

中学2年では『生活困窮層』は27.0%、『非生活困難層』は9.8%でいずれも約3倍の格差があった。

また、自分のことを好きかどうかを聞くと、『生活困窮層』では「好きだと思わない」「あまり思わない」が小学5年で35.2%、中学2年は50.2%に達するなど自己肯定感が低かった。

将来の夢についても、ないと答えた子どものうち、その理由を「夢をかなえるのは難しいと思うから」としたのは『生活困窮層』で小学5年は22.8%、中学2年は14.5%に上り、県は『悲観的』な子どもが多いと分析しているようだ。

※[中国新聞朝刊]より引用

この記事を読み、小学生で将来の夢がない理由を「かなえるのは難しいと思う」と回答した人が20%以上いるとは、驚きました。

昔に比べると増えてきたのかもしれないとは思いましたが…

県は調査結果を基に対策を強化する方針のようですが、どんな対策か興味深いです。

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