クリーニング大野屋の社長ブログ

景気拡大52ヶ月 バブル抜く 2017年4月21日(金)

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

第2次安部政権が発足した2012年12月から続く景気拡大が今年3月で52ヶ月(4年4ヶ月)を迎え、1990年前後の『バブル景気』を抜いて戦後3位の長さに達することが確定的となったようだ。

円安による企業収益の改善が支えているが、個人消費は置き去りで、家計には好景気の実感が乏しい状況。

最長記録は小泉政権時代の02年に始まり08年まで続いた73ヶ月。

現在の景気拡大が仮に今年9月まで続けば、65〜70年の『いざなぎ景気』(57ヶ月)を抜いて2位に浮上することになる。

今回の景気拡大が始まった12年12月は欧州債務危機が落ち着き、世界経済が上向いたタイミングだった。

安部政権の経済政策『アベノミクス』は、日銀の金融緩和と財政出動で円安株価に導き、主に大企業が潤った。

毎年の実質経済成長率が10%を超えた『いざなぎ景気』、5%前後を確保した『バブル景気』と比べ、13年以降は0.3%〜2.0%の低成長にとどまっている。

非正規労働者の増加で所得格差が開き、賃上げも十分には進んでいないことも景気拡大の実感が広がらない要因となっているとのこと。

※[中国新聞朝刊]より引用

景気拡大といっても円安株高が大きな要因で、大企業や建設関係などが潤っても、中小企業では厳しい状況が続いているように思います。

実質経済成長率が低成長のため、一部では景気が良くなっているとも聞いていますが、実質経済成長率が約5%くらいにならないと実感できないのでしょうか?

実感できる景気拡大を期待しています。

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