クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

2016年(平成28年)12月1日より、新たなJIS規格として衣類に縫い付けてある「取り扱い表示」が変更されました。

今後、世界で共通に使用されるISO(国際規格)の記号とほぼ同じになり、記号内に日本語は記載されません。

ただし、記号だけでは伝えられない参考情報は、簡単な言葉で記号の近くに記載される場合があります。

新しい表示では、『タンブル乾燥』や『酸素系漂白剤』など新しい記号が追加されたり、適用温度がこれまでよりも細かく設定されています。

こうしたことから、繊維製品の取り扱いに関するきめ細かい情報が提供されるようになり、洗濯によって衣類などが縮む又は色落ちするなどの洗濯トラブルの現象が期待されています

また、海外と洗濯表示が統一されたことにより、海外で購入した衣類の取り扱いも円滑に行えることも期待されています。

さらに、新JIS規格では『上限表示』の考えのもと「回復不可能な損傷を起こさない最も厳しい処理・操作に関する情報を提供する」と規定されています。

※[東京都クリーニング生活衛生同業組合WEB]より引用

詳しくは、http://www.tokyo929.or.jp/m/column/buy/jis.php

昨年12月1日に『取り扱い絵表示』が改正され、3ヶ月が経過しました。

クリーニング組合では、『取り扱い絵表示』のセミナーなどが開催されています。

特に業界では、Ⓦマーク(ウェット)でのクリーニング方法の知識を得る必要があります。

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