クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

入浴中に体調が急変して亡くなる高齢者が後を絶たない。

寒さが厳しい冬場に多く、自宅の浴槽で溺死(できし)する人だけで年間5千人近い。

介護不要の” 元気なシニア"が急死するケースも目立ち、専門家は「若いつもりでも体は年齢相応。冷えた体でいきなり熱い湯に入るような、体への負担が重い入浴法は避けて」と注意を呼び掛けている。

厚生労働省の人口動態統計によると、自宅での溺死者は2004年には2870人だったが、16年は5138人と1.8倍に増加。

65歳以上が9割、80歳以上が半数を占め、高齢者の多さが際立つ。

同省などによると、心筋梗塞や脳卒中による死亡者も含めて推計1万7千〜1万9千人が毎年、入浴中に急死しているという。

消防の搬送記録を分析した東京都健康長寿医療センター研究所の調査では、12〜2月の厳寒期に心配停止事案が多発。

冷え込んだ夜の脱衣所や浴室で裸になることで体表温が急降下し、血圧が急上昇して心筋梗塞や脳卒中を招くほか、冷えた体で熱い湯につかることで血圧が急降下し、浴槽内で失神、水没する恐れが指摘されている。

医学的におススメ

① 脱衣所や浴室を温める。
② 湯温は41度以下。
③ 10分以内に湯から上がる。
ただし、浴室への暖房器具の設置も費用や手間もかかる。
次善の策として、空調が整っていて人目もある銭湯や日帰り温泉の活用を提案しているようだ。
取得希望者向けのテキスト『高齢者の安全入浴に関する教本』(星雲社・756円)は、従来の入浴法を全否定せずに「かけ湯の励行」「初めの3分の半身浴」を奨励しているとのこと。
※[中国新聞朝刊]より引用
昨年11月、親戚の者も入浴中に急死しました。
日本人は「世界一の風呂好き」とされています。
歳をとると、冬にはこうした入浴習慣にしていく必要もあるのではないかと思いました。

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