クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

暑くなると『体臭』が話題となりますが、『汗臭』や『ミドル脂臭』、『加齢臭』など、気をつけないといけない体臭があります。

近年では『スメルハラスメント』と呼ばれ、ハラスメントの一種として、臭いにより周囲を不快にさせる嫌がらせを『スメハラ』とも言います。

そこで、今回は『汗』について調べてみました。

汗はもともと無臭

汗をかくと、不快に感じる要素の一つが臭い。

ところがエクリン腺から出る汗には、臭いの原因となる物質はほとんど含まれていません。

汗が皮膚の表面で垢や皮脂などと交わりあったところで、これを細菌が分解することで臭い物質が発生し、臭くなるのです。

酸っぱい臭いや古い雑巾のような臭いは、エクリン腺から出る汗の臭いが元となって、細菌が作り出した物質の臭いです。

また、アポクリン腺から出る汗からも、細菌の分解によって臭いが発生します。

これが『ワキガ臭』です。

脇の下にはアポクリン腺が多く分布しており、悪臭物質を生じやすいのです。

*『エクリン腺』は、全身に広く分布する汗腺で、運動したときや暑いときに汗の分泌が盛んになり、主に体温を調節する作用があります。

*『アポクリン腺』は、脇の下や陰部、乳輪部など特定の部位に分布している汗腺です。

毛穴の中に開口部があるため、毛穴内の老廃物や皮脂を多く含んだ粘り気のある汗を分泌します。

緊張した時などに分泌が促され、元来はフェロモンとして作用していました。

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