クリーニング大野屋の社長ブログ

ワイシャツが縮む理由とは③ 2019年2月3日(日)

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

クリーニング代の節約志向を背景に、家庭洗濯での取り扱いを容易にしてアイロンがけの必要性をなくすために生まれたのが『形態安定加工』や『イージーケア加工』のシャツです。
そして現在市場に多く出回っているワイシャツのタイプがこうした加工を施している製品で、家庭洗濯されることを前提に作られていることが考えられます。
言い替えれば家庭洗濯での容易なケアと商品の低価格化を優先することから、芯地をトップヒューズ芯にしているとも考えられます。

● 家庭洗濯の手間と時間の節約の為、クリーニングに出す実態とは

ところが実際には、家庭洗濯では洗いっぱなしだとシワがなくてもピシッとした張り感は復元し難い点、張りを出したい方は結局家庭用アイロンを駆使して仕上げなければならない点など、クリーニング代金は浮いても、手間とそれにかかる時間という代償を払わなければなりません。

そのような事から、結局はクリーニングに出す方も多いのが実感なのではないでしょうか?

● 機械仕上げと手仕上げの違い

クリーニング店では、ワイシャツの仕上げ方法は『機械仕上げ』と『手仕上げ』に分けれます。

『手仕上げ』は『機械仕上げ』に比べ、手間と時間がかかる為料金は比較的に高いですが、高品質な仕上がりが実現可能となります。

というのも、実は『手仕上げ』であればトップヒューズ芯のワイシャツでもよほど技術が低くくない限り縮むことはありません。

その理由は、処理する動作がプレス機と異なる上に、芯地まで伝わる熱量が異なるからです。

アイロンとプレス機の仕上げ方の動作の違いとして、アイロンによる『手上げ』であれば形を崩さない程度に引っ張りながら生地に対して滑らせるように仕上げます。

一方、プレス機だと機械にシャツを固定して生地に対して上から押し付けるように仕上げます。

※[東京都クリーニング生活衛生同業組合HP]より引用

『トップヒューズ芯』は、クリーニング店での『機械仕上げ』と『手仕上げ』により縮みに違いが出ます。

また、『機械仕上げ』であっても『ストレッチプレス機』の導入店舗は、襟とカフス部分には縮みが少ないのですが、前立て部分だけは縮みが生じてしまいます。

前立て部分はアイロン(手仕上げ)により、ある程度の修復が可能となります。

ワイシャツをクリーニング店でご利用されいる場合には、収縮について対策を講じているか否かを店員に尋ねてみて下さい。

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