クリーニング大野屋の社長ブログ

夏の衣類のアイテムのひとつとして、『ポロシャツ』があります。

『ポロシャツ』はゴルフなどのスポーツファッションやカジュアルとして着用されていますが、家庭洗濯ではトラブルもあるようです。

私に知人が「買ったばかりの濃色のポロシャツを家庭で洗濯したら、色あせして着れない状態になったのですが、何とかならないでしょうか?」と訊いてきたことがあります。

この『色あせ』について説明します。

『色褪せを』引き起こす原因としては、『太陽と汗』と、『変色などが起きやすい衣類』の二つが考えられます。

太陽が放つ『紫外線』が衣類の染料が色の分子を分解し、そのために違う色に変化し『色あせ』になります。

また、『汗』の成分にも色の分子を分解する成分が含まれているため、『色あせ』となるのです。

クリーニング業界では、汗と日光による複合作用での『色あせ』は、良く知られていることです。

『汗耐光堅牢度』という言葉が業界にはありますが、この一定の数値をクリアしていないと、染色に変化が起きやすく『色あせ』が起きてしまうことがあります。

これが、『変色などが起きやすい衣類』です。

また、汗の成分には個人差があり、この堅牢度をクリアしていても『色あせ』がおきることもあります。

家庭洗濯の場合、着用された後はすぐに洗い、日光に当てて干す際は裏返して干すことをオススメします。

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