クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で宅配クリーニング(布団・ジュータン・衣類)もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

冬物衣料には欠かせない、ソフトウール製品について紹介します。

■ ソフトウール製品とは

・ アンゴラやアルパカ、カシミア、キャメル、モヘアなどに代表される獣毛混製品や、甘撚り糸*を使ったアイテムのこと。

・ ブレザーやコートのようなアイテムには起毛製品が多く、マフラーやニットセーターのようなアイテムでは甘撚り糸が使われた製品が多い。

* 甘撚り糸(あまよりいと)‥‥糸に撚り(ひねり)をかけること、および撚られた糸のことを撚糸という。撚糸には強撚糸、中撚糸、弱撚糸などかあり、弱撚糸は甘撚り糸ともいう。

■ カウンターでのチェック

・ 脇下や前身頃、袖下などにピリングや毛羽の変化が生じていないかチェックする。

・ 着用により過度の摩擦を受けると、クリーニングによって繊維が脱落して薄くなっている場合がある。

・ 衣料害虫の食害を受けた繊維は、受付で異常が発見できなくてもクリーニングによって繊維が脱落し、生地が薄くなったり穴あきが生じたりする場合がある。

・ 皮脂汚れや整髪剤、家庭用洗剤によって変退色が生じていないかをチェックする。

・ 家庭用洗剤の多くはアルカリ成分を含み、それらと接触することによって毛繊維は変色する。塩素系漂白剤を含む洗浄剤の場合、毛繊維は完全に変色し、分解する。

・ ソフトウール製品の大きな問題点は収縮。甘撚り糸を使った目の粗い織物や編物は特に収縮しやすいので、タグをつけるなどして他の品物と区別する。

■ 寸法測定

・ 特にウェットクリーニングなどでは、処理の前に袖の長さ、胸囲、ウエスト周り、その他適当な部位の寸法を測定して記録する。

■ ドライクリーニングか、ウェットクリーニングか

・ 通常の取扱い表示ではドライクリーニングを指示しているが、飲食物の染み、水溶性汚れや汗など利用者が水洗いを希望した場合には、ウェットクリーニングが必要となる。

・ ドライクリーニング、ウェットクリーニングのいずれにおいても、毛繊維は熱や水分、摩擦によって容易にフェルト収縮する。フェルト化は修正できない。

※[技術情報]より引用

毛繊維を家庭洗濯され、フェルト化した品物を見かけることがあります。

特に、毛繊維を家庭洗濯される場合は注意して下さい。

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