クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で宅配クリーニング(布団・ジュータン・衣類)もしている『クリーニング大野屋』の政木です。

スーツのお尻部分がテカテカした経験はありませんか?

テカテカになっているものを『テカリ』と言います。
スーツの生地の表面は、繊維の特徴から細かい凹凸(おうとつ)が出来ていますが、その凹凸が光を四方八方に乱反射させることで、光沢の無い質感が生まれます。
しかし、しばらく着用していると摩擦や座った時の圧力などによって繊維が潰れたり、擦り減ったりしてしまい段々と凹凸が無くなり平らになってきます。
すると、これまで乱反射させていた光の方向が一方向に反射し光沢の質感になりテカって見えることを『テカリ』と言い、『テカリ』のメカニズムとなります。
更に「テカリは、洋服を着用している限り避けられない」現象です。
『テカリ』は、肘やお尻、太もも、ポケットに起こりやすくなります。

・完璧に防ぐことは出来ませんが、心掛け次第で『テカリ』を軽減することが出来ます。

① 着用後にブラッシングをする。

1日着用したスーツは、着ている時の摩擦で繊維が倒れていることがあるので、ブラッシングをする事で、繊維が起き上がってテカリが目立ちにくくなります。

② 1日着たら1日休める。

連続して着ると衣類に摩擦が加わる時間が多くなるので、テカリが発生しやすくなります。
着用頻度が少なくなればテカリが発生しにくくなります。

③ スーツを選ぶ時には、淡い色を選ぶ。

グレーやライトブルー、白い色などは黒や紺色のスーツに比べてテカリが目立ちにくい。

・着用摩擦で光りやすい生地があります。

織目がはっきり見える生地で、表面に毛羽立ちの少ないウール地などは着用により上着のポケット付近や肘、ズボンの腰回りなどが光ってきます。
これは避けられないので摩擦に注意して着用して下さい。
※[東京都クリーニング生活衛生同業組合HP]より一部引用
『テカリ』になった衣類は、クリーニングでよく見かけます。
日頃の予防などで防ぐこともできますが、『テカリ』でお困りの時は『クリーニング大野屋』の窓口でご相談下さい。
クリーニングする事である程度回復できるコースもあります。

 

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