クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

製品・クリーニング以外の要因による事故件数は、112件(昨年比25件減)であった。

『色の変化』は43件、『損傷』は42件、『外部からの付着物』は21件で、色の変化、損傷がほぼ同数となった。

『色の変化』の原因は、紫外線19件、薬剤10件、ガス8件で、紫外線やガスなど保管中に影響がある可能性が高いものが大半を占めた。

『損傷』の原因は、物理的作用と虫食いがほとんどを占めている。

『外部からの付着物』は、汚れがほとんどを占め、簡単な染み抜き処理で除去が可能なものが目立った。

平成28年度は、ポリウレタン樹脂などを使用したコーティング製品の劣化なども増えており、素材の流行によって事故の増減が左右される傾向が見受けられる。

また、112件のうち、返却した後に利用者から事故を指摘されたものは58.9%で、受付時の検品を徹底することや返却の際に利用者への注意事項の説明を充実させることなどでこれらの事故を回避することができる可能性がある。

※[技術情報]より引用

製品・クリーニング以外の要因による事故は、受付時の検品から始まり、作業行程中での検品・検査で対応出来る事例がほとんどです。

また、『経時劣化』が6件あり、ポリウレタン樹脂などの変色・シミ出し、バックコーティング樹脂の剥離、ポリウレタン弾性糸の劣化があるようです。

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