クリーニング大野屋の社長ブログ

いじめ 最多の32万件 2017年10月31日(火)

広島で丁寧な仕上の衣類クリーニングをしている『クリーニング大野屋』の政木です。

文部科学省は、全国の国公私立小中高、特別支援学校が対象の2016年度問題行動・不登校調査結果を公表した。

いじめ認知件数は軽微なものも積極把握するとの文科省方針もあり、前年度から小学校で1.5倍に急増。

全体で9万8676件増(43.8%増)の32万3808件と過去最多を更新した。

心身に大きな被害を受けるなど、いじめ防止対策推進法で規定する「重大事態」は374校で400件(86件増)。自殺した児童生徒は244人で、うち10人がいじめに遭っていた。
いじめの90.6%は既に解消し、9.1%が現在解消に向け取り組み中だった。

文科省は「件数増を重く受け止める」としつつ「いじめを早めに把握し、対応できているのであれば、子どもたちを救う望ましい傾向に進んでいる」としている。

具体的な内容は「冷やかしや悪口」が全体の62.5%と最多だった。

会員制交流サイト(SNS)など「パソコンや携帯電話での中傷、嫌がらせ」は全体で3.3%だが、高校に限ると17.4%と2番目に多い。

都道府県別の千人当たり件数は最多が京都の96.8件、最少が香川の5.0件。

広島は中国地方で最少の7.3件だった。

今回の調査結果は何を表しているのか?

千人当たりの認知件数がトップだった京都府教育委員会の担当者は「小学校低学年でたたかれたり、押されたりして、すぐ仲直りするような種類が大きく増えた」と小学校での認知が多かったと明かす。

その上で「ぼやを放っておけば大火事になる。こうした意識で大人がいじめを見れば、子どもの意識も変わる。今は大火事を防ぐまでの過渡期だろう」と指摘する。

※[中国新聞朝刊]より引用

今回の調査結果は、これまで対象になかった「けんかやふざけ合い」なども認知するよう求めていたとのことですが、各都道府県で温度差があるのではないでしょうか?

たたかれたり、押されたりしてすぐ仲直りするような「ふざけ合い」もカウントされるのでしょうか・・・

『いじめ』は、増加せず減少してほしいものですが・・・!

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