(株)シニアコム(東京都港区)が今春、50歳以上の男女(シニアコムMASTER会員を対象としたインターネット調査で、有効回答数は男性452人、女性273人の計725人)に『衣替えに関する調査アンケート』を実施したところ、「衣替えをする」と答えた人は全体の88.1%にのぼった。

「しない」は11.9%だった。

衣替えをする年代で最も多いのは、60代男女。

50代男女と、70代女性は衣替えをしない傾向にあるようだ。

衣替えを「する」と回答した人に、1年の衣替えの回数を聞いたところ、「2回」と答えた人がトップで61.2%。

以下、「4回」16.4%、「3回」16.1%、「1回」3.8%の順。

学校や職場では、一般的に6月1日と10月1日に「衣替え」が行われるが、3割以上の人が3回以上行っているようだ。

その衣替えをするタイミングだが、「季節によって」が77.6%でダントツの1位。

「外出時の体感温度」48.5%、「天気予報の情報」24.3%、「最高温度」21.9%、「最低温度」18.6%と続く。

「衣替えをする時に気を付けていることは？」との設問には、「洗濯・クリーニングをしてしまう」が最多で75.7%。以下、「収納ケースに防虫剤、防湿剤、カビ防止剤などを入れる」57.4%、「不要な服を捨てるなど、整理する」54.0%の順。

収納の際には、衣類の洗濯、保護を重視している様子がうかがえる。

「捨てるなど整理する」という人がいる一方、衣替えでの困りごととして、「不要な衣類を処分したいが、なかなか捨てられない」が52.9%と全体の半分以上を占める。捨てられないため、42.4%が『収納スペース』にも困っている。

その他、「しまう前の洗濯が大変」33.3%「衣替えのタイミングに迷う」30.4%が挙げられた。

また、不要になった衣類の処分方法としては、「ごみとして処分」が75.2%で最も多かったが、「市や自治会などのリサイクルに出す」34.5%、「リサイクルショップやフリマなどで売る」21.8%と答えた人も少なくなかった。

※[全ドラ]より引用

私が『衣替えに関する調査アンケート』の中で注目したのは、「不要な服を捨てるなど、整理する」54.0%です。

整理整頓の上手な方は、捨てるなどされ整理されておられるのが現状のようです。

クリーニング業者としては、衣替えを「する」と回答した人に1年の衣替えの回数が「2回」と答えた人がトップの61.2%、「洗濯・クリーニングをしてしまう」が75.7%に注目し、やはりクリーニングを良く利用される世代の回答数になっているなという感想です。