クリーニング大野屋の社長ブログ

■ 事故の状態
ジャケットの右ポケット横に、1cm程度の損傷が生じている。
損傷部には、白糸のよこ糸のみが残留している。

■ 原因
衣料害虫による食害であることは、繊維の切断面に特有の形状が残っている事から判断できる。<顕微鏡で見れば確認できます>
但し、食害を受けた時期や場所は特定できない。

■ 事故の防止対策
まずは、利用者が衣料を着用または長期保管する段階で、衣料害虫による食害を受けないよう防虫剤等を適正に使用して、対応することが基本となる。
クリーニング店では、食害による事故であるにも関わらず、原因がクリーニングによるものと利用者から誤認されないように、対応することが最も重要となる。
※[クリーニングニュース]より引用

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