クリーニング大野屋の社長ブログ

ドライクリーニングで、合皮皮革の袖がひび割れました。

■ 原因
 ポリ塩化ビニル樹脂の合皮皮革には、衣類に必要な柔軟性を持たせるために可塑剤(かそざい)という薬品が使われています。
 可塑剤はドライクリーニング処理により溶け出てしまい、元の硬い状態に変化し、ひび割れなどが発生します。

≪合成皮革≫
 合成皮革には、ポリウレタン樹脂を使ったものと、ポリ塩化ビニル樹脂を使ったものがあります。
 【ポリ塩化ビニル樹脂は外観から判断できません】

※[技術情報]より引用

*表示には合成皮革としか書かれてない場合もあり、外観からは判断できません。
 また硬化し、ひび割れができてしまったものは修正できません。

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