クリーニング大野屋の社長ブログ

『化粧品も汚れも自動酸化⁉』 2015年10月19日(月)

紫外線は、化粧品の成分である「油脂」や「ロウ」を酸化させるので、化粧品の酸敗臭の原因にもなっています。

その為、化粧品には油脂やロウや香料が紫外線で酸化しないように、酸化防止剤が配合されるようになっています。最近では、お肌の酸化(老化)もこの酸化防止剤で迎えようという研究が進んでいます。

この酸化という現象は、体内外から衣料に付着する油脂(皮脂)汚れでも発生しています。空気中の酸化が原因で皮脂が酸化すると、黄ばみや酸敗臭が出ます。

酸化とは、物質が酸素と化合する反応を意味しますが、この酸化は皮脂が残っている状態で空気中に酸素がある限り自動的にいつまでも酸化が進み、また紫外線でも促進されます。

この現象を『自動酸化』と言います。

酸敗臭成分は臭いませんが、それで分解してできたアルデヒドやケトンと呼ばれる物質が、「臭い」の原因になります。

■コック服の汚れと臭い

厨房で着用されているコック服やユニフォームなどは、肉や魚の食材や野菜、ソースや醤油など調味料、食用油などで酷く汚れている場合があります。

その汚れも、放っておくと酸化されて、汚れが落ち難くなるだけでなく、臭いも発生します。

その汚れは、雑菌の繁殖の要因にもなりますので、美観の事だけでなく、衛生・健康面でも問題になります。飲食業種にとってもコック服・ユニフォームの美観や衛生は大切です。

最後によく聞く話ですが、色々な会社でコック服、ユニフォーム等を家庭洗濯をさせている事も聞きます。

家庭洗濯での、通常の洗剤だけではそういった汚れは落ちにくいことをご存じですか。是非、クリーニング店にお任せください。

弊社では、BTOBのお取引は、料金面でのご相談に応じていますので、お問い合わせ下さい。

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