クリーニング大野屋の社長ブログ

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

最近では「あまり着れないかもしれないけど、この値段で売れるなら買った方がいい」という考え方も、あるようです。

また、新品の洋服を買うときに中古品の相場を確認するそうです。

例えば「一度着ただけの2万円のワンピースを1万2千円で売れた」という場合、実質8千円で買ったことになります。

他にも不用になったバックや子供服などをメルカリで販売するそうで、「エルメスも良いけど、売ることを考えるとルイヴィトンが無難かな!」など、中古価格が安定しているブランドを選ぶようです。

このような現象を『ワンショットファッション』と呼んでいるようです。

「SNSに投稿するために一度着用し、すぐに洋服は手放す」という若者が目立つそうで、所有への執着は少なく、売ることを前提とした買い物が定着してきたようです。

商品の残存価格はネットで瞬時に決まり、購入時と販売時の差額が実質的な価格となり、複数の人が所有と転売を繰り返すリレー消費は、新しい形の共同購入となっています。

『ワンショットファッション』は『ワンショット消費』とも呼ばれ、このトレンドは若年層を中心に、SNSへの投稿を目的としたファッションの新しい消費スタイルとして、広がりを見せ始めているようです。

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