クリーニング大野屋の社長ブログ

しまい洗いの際にクリーニングに出すきっかけは、「収納場所に清潔に片付けたいから」が最も多く49.8%、2位は「衣替えでクリーニングに出す週間があるから」で46.7%、3位は「クリーニングに出すと服が長持ちするから」で38.0%と
なっています。上位3つは、クリーニングに出す意義とも考えることができます。

しまい洗い時の潜在的な需要としては「クリーニング店に畳んで仕上げて欲しい」(9.5%)と、「クリーニング店から衣替えの情報を得て」(7.1%)が考えられます。

上位3つ以外の回答の中では比較的選択率の高い項目であり、今後需要としての伸びしろがあると言われています。

《衣替えの意識は45歳以上が高く、若年層になるほど低くなる》

しまい洗いのクリーニングに出すきっかけについて、年代別に見ると特徴が表れています。年代別に見た「クリーニングに出すと服が長持ちする」と回答した割合について、

24歳以下~54歳までの回答が34.2%~36.9%、55~64歳で40.9%と、65歳以上については49.3%と高い支持を得たのに対し、他の年齢層は、やや低めの回答率となっています。

また、年代別に見た「衣替えでクリーニングに出す習慣がある」と回答した割合について、24歳以下の層が35.9%、25~44歳までの年齢は40.2%.45~65歳以上の年齢層は5割以上と大きな差が見られました。

※[中青会 消費者ニーズアンケート]より

保管サービスについて

■ 収納スペースをとる布団・毛布、絨毯・カーペットの大物類は、保管サービスへの関心が高い結果に。

しかし、現状で保管サービスの利用者は少なく、どのアイテムも6%未満となっている。

保管サービスの利用者は少ないが、条件が合えば利用したいという利用者との合計は最低限でも7%、最も多いアイテムである絨毯・カーペットでは40.4%、僅差で布団・毛布では40.3%になっている。

また、自宅の衣類や寝具等の収納スペースに関する満足度は「できればもっと広い方がよい」が43.5%、「足りない」が29.2%、「十分」が23.2%、「分からない」が3.4%、「もっと狭くてよい」が0.7%となった。

「できればもっと広い方がよい」と「足りない」を合計すると7割以上が収納スペースに満足していないことが分かった。

収納スペースの満足度から考えると、スペースをとる大物類の保管サービスのニーズの高さとリンクしていることが分かる。

■ 保管サービスは若年層ほど今後の需要が見込まれる

保管サービスがターゲットとして、取り込みやすいであろう布団・毛布、絨毯・カーペットの大物類であるが、年代別にみると「金額等の条件があえば利用したい」は25~34歳で最も多く、

布団・毛布は42.3%、絨毯・カーペットは41.6%となっている。24歳以下を除けば、年齢が若くなるにつれて「金額等の条件があえば利用したい」の割合が高くなっている。

年齢と収納スペースの大きさは、ある程度比例するものである。若年層ほど保管に対する抵抗感はないと考えられ、保管サービス付のクリーニングが伸びている理由が垣間見れる結果となった。

弊社でも、保管サービスを行っていますにで、ご利用お待ちしています。

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